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必見、「日建・レンタコムカップ」・第19回全日本女子インカレ!!

必見、「日建・レンタコムカップ」・第19回全日本女子インカレ!!

日建レンタコム・グループをスポンサーに得て始まった、学生女子選手のみによる全日本学生女子ヨット選手権、いわゆる、全日本女子インカレも今年で19回目を数えるまでになった。9月18~20日の3日間(3連休)、全8レース、低得点方式、ノン・ディスカードで女子学生ヨット日本一が争われる。

この大会が始まった頃は、正規チームでレギュラーを張るような男子選手との差は大きかったが、以降の女子選手のレベルアップは目覚しく、10年ほど前からはインカレ本戦で優勝を争うようなチームのレギュラーを生み始め、さらにここ数年は堂々とそのチームの中でもエース格だったり、全日本個選では並み居る男子選手を蹴散らしての上位入賞は当たり前、ついには、そのチャンピオンを生み出すという状況までになった。また、そういったトップクラスに限らず、今や、ほとんどの大学ヨット部は、女子部員抜きでは、成り立たなくなるほどの勢力になっている、と言っても過言ではない。

北京五輪代表で、次期ロンドン五輪でも有力視される日本ヨット界のエース・近藤愛(アビーム・日大OB)や、現在はそのクルーをつとめる田畑和歌子(アビーム・第一経済大/現・日本経済大OB)も、ともに当大会での優勝経験者である。

*特に、近藤愛は、スナイプ級で1回、470級で2回の合計3回の優勝を連覇で遂げている。

そういった意味で、「全日本選手権」としては、比較的歴史は浅い方ではあるが、学生ヨット界のみならず、日本セーリング界に対する貢献度が大きい大会だ。改めて、この大会創設に努力した関係者と、スポンサーであるニッケン・レンタコムグループの先見性と努力はもっと評価されるべきと考える。一方、選手のレベルアップに反比例するように、国内唯一のヨット界月刊誌・「舵」での扱いは年々小さくなっている。この事実は、特にスポンサーに対して非常に失礼な事ではないだろうか?

「失われた20年」とも言われるバブル崩壊後の厳しい日本経済の状況下、そのほぼ全期間に渡って支援し続けてくれるスポンサーに対しての「恩返し」とは何か?今や学生ヨット界唯一の「冠大会」でもあり、運営サイドも良く考えないと、いい加減に逃げられてしまうのではないか、と毎年心配しているここ最近である。

第17、18回大会と、ここ2年間は全日本個選との2週連続開催で、同じ蒲郡・海陽YHで開催されたが、今年は、3年振りに、本来の舞台である学生ヨットの「神宮球場」、葉山沖(葉山新港)に戻って開催される。

それでは、有力な選手を取り上げて、解説を加えて展望してみる。

470級

昨年、突出した存在が見当たらないので、過去の実績を無視し、思い切って「穴狙いの本命」に取り上げた日本経済大・徳重エリカ(3年・錦港湾)/安田真世(3年・博多女子)組は、終わってみれば、優勝した立命館ペア(伊藤淳子/松永貴美組)と同点の準優勝、と私の読み通りに健闘してみせた。特に、強風となった最終日の2本のレースでの猛迫は見事であった。

今年は、昨年出られなかった全個の出場権を獲得したが、この女子ペアで戦って、19位(女子ペア2位)という平凡な成績だった。しかし、2連覇を狙ったエース・飯束艇が、初日の3レースを終えて楽勝かと思えた様子が一変し、2日目から突然に調子を崩したように、実は、日本経済大チーム全体として、初日の3レース終了後、陸上に上がってから、精神的に大きなダメージがあったのだ。詳細は省くが、彼女達にも影響が及んだ事は間違いない。
私は、3日間、実際に彼らのセーリングを海上で見て、出場した日本経済
大勢5艇すべての実力は、成績表の順番とは別に、大学ヨット界では間違いなく抜きん出た存在であることを改めて確認した。一緒にレースを走った選手たちも間近に見て肌で感じたハズである。そのチームの中で、日頃から揉まれているこのペアは、きっと今年は誰もが認める優勝候補の一艇だろう。

部員60名以上、普段の練習では470級だけで12、3艇ものフリートが出艇して練習する関西大。女子部員だけでも25名前後いて、470級正規チームのレギュラーを争う6艇ほどのなかの半分、3艇が女子スキッパーだ。その正規チームでのレギュラーを争う女子スキッパー3艇がエントリー。

うち、後藤沙季(3年・別府青山)は、その激戦のレギュラー争いを勝抜いて昨年から正規チームのレギュラーを確保、全日本インカレの第1レースではトップ・フィニッシュを果たした。一方、大曲昭子(4年・長崎工)は、惜しくも昨年はそのチーム内競争に敗れて、正規チームでは「4番艇」の扱いにはなったが、元々、レギュラー3艇とは当時から甲乙付け難い力を持っていた。この2艇は、今年揃って全個に出場。特に大曲は、河合VS飯束の優勝争いに割って入り、終わってみれば首位と僅かに2点差の準優勝。昨年の個選チャンピオン・飯束より上位に位置する、という健闘をみせた。

信じられない事かも知れないが、大曲は、関大470級正規チーム内で、今シーズンに入っても、春も夏も、予選である関西個選までを含め、直前まで「4番艇」扱いを受けてきたのだ。今回、その鬱憤を晴らし、「史上最強の4番艇」を自ら証明した訳だが、実は、「男子の方が速い」、という先入観に支配された首脳陣の見る目の無さを露呈したとは言えないか?私が、2年前から彼女には重い印を打ってきたように、ジュニア・高校時代からのキャリアの裏付けも充分あり、調子が良さそうな今回は、日本経済大ペアを打ち負かして優勝しても不思議は無い。

残る課題は、女子クルーに乗り代わってのパフォーマンス落ちがどの程度か?という事だろう。そういった意味で、原口鈴加(2年・関大一)、西山宏美(2年・大阪桐蔭)といったクルー陣の頑張りが重要だ。

関西大のライバル、関西学院大からは、松下結(2年・長崎工)/中川千晶(1年・長崎工)組、若林沙優美(3年・星林)/森本起代(3年・東大谷)組の2チームがエントリー。昨年、松下は森本とペアを組んで、470級世界ジュニア(U22)選手権に出場したため、遠征中に行われた予選である関西女子インカレに出場できなかった。これを理由に、この大会のエントリーを認められなかったのだ。今年は、その時に流した無念の涙を晴らさねばならない。今回は、松下を追ってこの春に入学してきた中川をクルーに配して、二年連続インターハイ準優勝時のコンビを復活、優勝まで狙う構えだ。スナイプからコンバートされて2ヶ月がたった若林は、夏の練習の成果で何処までやれるか?

この「関関」は、女子選手のみで、インカレにフルエントリー可能な両クラス3艇以上を揃えられるという。部員不足に悩む多くのヨット部には信じられない話ではある。その様な環境なので、関西女子インカレでは、両クラスで関東女子インとほぼ近いエントリー数をみたようだ。全個での大曲の準優勝は、この水域の女子レベルの高さの証明だろう。

以上のように、女子インカレ470級では、今や「最大勢力」の座が危うくなってきた13艇エントリーの関東女子インカレでは、昨年のインターハイチャンプ・早稲田大・山口祥世(1年・長崎工)/井上まなか(4年・東京学芸大付)組が、既成勢力の藤井麻里(4年・碧南)/栗栖佐和(4年・星林)を振り切り、逃げ切って優勝した。

実際に海上で見ていた印象を言わせて頂くと、シリーズ前半の微・軽風シリーズでの貯金と、その前半戦での日大ペアの「絶対に勝たねばならない、新人には負けられない」という「力み」、に助けられた印象で、内容的には特に風が5m/secを越えてくると、まだ明らかに日大ペアが上位だ。後半、風が上がってからは、距離が空いても、間に入ってくれる艇がなく、点差が縮まらなかったのだ。全日本個選では、共に平凡だが、この日大ペアが2日目の2本のシングルが利いて、女子ペアとしては最上位の12位、早稲田ペアは第1レースの6着以降はぱっとせずに23位だった。こちらの方が、ほぼ現在の力を反映した結果に思える。

あとは、明治の成田有紗(1年・捜真女子)/高橋舞(2年・磯部)組、法政の堤ひなた(2年・福岡第一)/安部美希(1年・別府青山)組などが出てくるが、先に名前を上げた日経・関・関・日・早のチームとはまだまだ大きな差がありそうで、このレベルなら関大の3番艇、濱田華帆(2年・別府青山)艇の方が上だろう。

他の水域勢では、例年、この女子インカレとなると、必ず優勝候補を送り込んでくる立命館大が出てこられないのは非常に残念。

高校野球を例にとっても、40年も前の話なら、選抜出場校が、野球部とは全く関係の無い一般生徒の万引き事件で開会式直前に出場辞退、と言う今では信じられない「連帯責任」を課せられたこともあったが、最近では、監督・コーチ、そして選手自らが、チーム内でこの類の事件を起こしても、その当事者自身が罰せられるだけで、チームとしての「長期間の活動禁止」とか、大会への「出場辞退」など聞いたことがない。

時代は変わったのだ。

今回の立命館の事件も、当事者にのみ一定期間の謹慎を課し、加えるならば監督と部長の引責辞任くらいにして、現役チーム全体には、厳重注意の上、逆に、「競技でその汚名を晴らす」、という機会を与えるべきでは無かったか、というのが私の個人的な意見ではある。

「大学ヨット」は、長い人生の中で、たったの「4年間限定」なのである。

批判を恐れずに、理由・根拠を説明しよう。

ヨット競技・部では、競技人口も部員も圧倒的に少なく、従って、結果的に、確率としてこの種の事件の発生は少なかったのではないか?しかし、野球、サッカーなどのメジャーで競技人口・部員も多い競技では、高校~大学とあわせて全国規模で見れば、これと類似した事件は毎年、何処かで必ず起きている。関係者からは、余計な事を言うな、とお叱りを受けるだろうが、事実である。従って、今回の処置は、非常に厳しい言い方をすれば、ヨット界・ヨット部が、世間一般の時代の流れから取り残されている浦島太郎状態、という明らかな証拠で、結果的に、「時代遅れの処分」、だったのだ。

さらに言えば、あくまで「仮定」の話ではあるが、もし、立命館が今年、近畿北陸インカレに出場していれば、龍谷大の470級(及び総合)の3位入賞はなく、あの悲劇的な事故も起こらなかったのではないかと悔やまれる。

結論

昨年度準優勝ペアVS今年度全個選準優勝スキッパー

全日本個選・準優勝を素直に評価して、関大・大曲艇本命。日経大・徳重艇はクルーの能力まで含めると総合力で全くの互角の評価、対抗。まとめての逆転があれば、その一番手は関大・後藤艇。以下、関学・松下艇、日大・藤井艇、早大・山口艇とした。以上の艇は、得意とする風域でどれだけ多くレース数がこなされるかによって順位が分かれるだろう。△の順番はオールラウンドでの想定。

◎・・・・・・・・・大曲/西山組(関西大)
〇・・・・・・・・・徳重/安田組(日本経済大)
▲・・・・・・・・・後藤/原口組(関西大)
△・・・・・・・・・松下/中川組(関西学院大)
△・・・・・・・・・藤井/栗栖組(日本大)
        *強風シリーズとなれば、▲以上に格上げ。
△・・・・・・・・・山口/井上組(早稲田大)
        *微・軽風シリーズとなれば、▲に格上げ。

*クルーについては代わる可能性アリ。


スナイプ級

早稲田大の木内蓉子(4年・湘南)は、これまでに、個人タイトルとして2009年全日本個選、全日本女子スナイプに優勝した。また、団体戦では、その前年の2008年に53年ぶりの全日本インカレ総合優勝(スナイプ級5位、艇別17位、女子スキッパー3位)、そして翌2009年はすべてが、「創部史上初」となる、全日本インカレ*「総合2連覇」と、スナイプ級のクラス優勝(艇別5位、女子スキッパー2位)や、全日本女子インカレ総合優勝(スナイプ級2位、優勝者とは得点タイ)に貢献した。しかし、不思議とこの全日本女子インカレでの、「クラス優勝」のタイトルが取れない。

*早稲田大としての「インカレ連覇」は、過去に、戦前の第4、5回大会(1936、7年・昭和11、12年)に一度だけある。(参加校が僅か一桁の時代。)しかし、「A級単独開催時代」なので、「総合連覇」としては「初」とした。

特に昨年は、大差をつけて断然に優位な立場で臨んだ最終日だったにもかかわらず、女子にとってはサバイバルに近い強風域での残り2レースで、鹿屋体育大・原田小夜子の「ピン・ピン(1・1)」の快走にあって、信じられない逆転負け(タイを解いての負け)を喫した。前述のように、創部史上初の全日本女子インカレ総合優勝を果たしながら、表彰式で彼女が流した涙は、実は、「悔し涙」だったのだ。

以上、スナイプに乗る学生選手としてのタイトルは、既に「総なめ」に近いのだが、女子選手であるが故に、唯一残したとも言ってよい、「全日本女子インカレ・スナイプ級・クラス優勝」は、どうしても手に入れたいタイトルであろう。

課題は、当然ながらクルーが女子選手に代わることである。昨年は、女子ながら正規チームでもエース・古谷艇のレギュラー・クルーを務めた小村真澄とペアを組めたが、今年は女子戦専門?の塩出真衣子(3年・宝塚北)を乗せて、何処まで普段のパフォーマンスを落とさずに発揮出来るか?今年は、大本命で臨んだ春の関東女子インカレと、連覇を狙った全日本女子スナイプの双方で優勝を逸し、先月の関東女子インカレでは、優勝したものの、最終レースまでもつれ込む、非常に際どい勝負だった点がその不安の根拠だ。

「本命」に出来るのか否か? の焦点は以上のポイントに尽きる。

敢えて不安を探せばそうなる木内ではあるが、何と言っても昨年の全日本個選のスナイプ級チャンプで、今年も4位入賞という間違いない実力者である。彼女を「運」ではなく、「力」でねじ伏せて勝てる可能性を持つ者は一人しかいない。しかし、これがかなりの「強敵」である。

関西学院大の増川美帆(4年・博多女子)は、1、2年生時に、前述の原田や木内を直接対決で破り、スナイプ級としては史上初となるこの大会2連覇を達成した。3連覇を狙った昨年は、海外遠征帰り直後で体調不良だったのか、序盤からあまり冴えず、更にはそれにあせったのかリコールまで重なって、シリーズ中盤であっさりと優勝戦線から脱落して涙を飲んだ。

しかし、それを除けば、スナイプ級ジュニアワールド日本代表として、13位(女子スキッパー1位)の後、全日本インカレでは艇別4位(女子スキッパー1位)と奮闘し、不甲斐ない男子勢の僚艇を引っ張て、9年振りのスナイプ級6位入賞と、470級エース・市野直毅(現・セラヴィ・セーリング・チーム)との「両輪」で、21年振りの総合3位入賞の原動力となった。

今年に入っても、個人戦である関西春季インカレを2連覇し、関西女子インカレでは「パーフェクト」の4連覇を達成。団体戦でも共に創部史上初となる、「関関同立」定期戦と関西女子インカレでの総合優勝に貢献。変わらずに元気だ。

木内との前哨戦となった、小戸・全個では、お互に男子クルーを乗せての戦いで、木内4位VS増川7位。結果的には敗れた形ではあったが、木内艇が大きく出遅れて失敗したかに見えた第1レースで、「左エンド突っ込み」が当たり、第1マークを大逆転のトップ回航してそのままフィニッシュという、「どうぞ2連覇して下さい」ともいえる絶好の幸運を拾いながら、それを生かしきれずに後半に失速したのとは対照的に、苦しんだ序盤戦から粘り強く徐々に盛り返し、中盤のゴチャついた艇群さえ突き抜ければ、得意のフリーで上位艇を次々に抜き去って、トップ2回を含め、全て3着以内に上がってきた内容とスピードは、互角以上の評価が出来ないか?

勿論、木内同様に、女子クルーに乗せ代えてレースとなる。15名に増加した女子部員の中から、2年前の優勝時に同乗した選手ではなく、山本千沙(2年・追手門学院)を自ら指名したようだ。

以上、木内がどうしても手に入れたいタイトルではあるが、過去2度の優勝実績がある増川に、少しも見劣る要素はなく、激戦ムードが漂う。

また、書いていて気がついたのだが、この2名は、入学以降、どちらの選手もその大学ヨット部(男子を含む)の単なる主力選手というよりは、ある意味、「母校ヨット部の歴史」、を築いてきた。既に名選手の領域に達している。

以上、両者が存分にその力を発揮し合えば、間違いなくこの大会一番の見所となるだろう。 正々堂々と戦って、歴史に残る「名勝負」を見せてくれ!
果たしてこの「2強」の間に割って入れる伏兵は存在するのか?

日本大の長塚亜沙子(4年・追浜)/稲垣奈巳(3年・海津明誠)組は、470級よりは多い19艇エントリーの関東女子インカレで、優勝した木内艇とは最少得点差で最終レースにまでもつれ込む接戦に持ち込んだ。この女子ペアで戦った全個は19位と平凡な成績に終わったが、女子ペアとしては、それでも1位である。

実は、長塚にとって、昨年のこの大会は「悪夢」だった。

「勝たねばならぬ」、というプレシャーが強すぎたのか、「アルファベット3つ」という散々な結果に終り、大会後に内輪もめがまで生じて田中里奈(4年・光)とのコンビ解消になってしまった。しかし、結果的に、逆に、スキッパーとしてこの大会で6位入賞した稲垣との新コンビは、今シーズン当初から常に固定されて乗り続けているというメリットに加え、インターハイ・チャンプの稲垣に、スタートラインの読みからコース引きまで任せられれば、自身の負担が最小限となり、ヘルムとメントリに集中できる。昨年を教訓に、一皮剥けていれば優勝戦線に割って入れるかも知れない。

特に、「2強」の両スキッパーが軽量なだけに、強風シリーズになればチャンスは大きく広がりそうだ。

もう一艇、春の関東女子チャンプで、昨年のこの大会5位入賞の中央大・樋口美紗(4年・神奈川学園/久保彩夏(3年・平塚農業)組も女子ペアで乗り続けるコンビネーションの良さで上位を狙える力を持っている。他では、早稲田の福本典子(4年・膳所)、法政の鈴木有依(4年・伊東)、さらに、明治の山口沙生(2年・磯部)あたりまでは、入賞の可能性はありそうだ。
目立たないながらも、異なるスキッパーでここ2年連続で3位艇(2008年・林友子、2009年・西川智世)を輩出している関西大勢。特に、今年はクラス優勝争いで有力な2艇を揃える470チームとの合計で計算される、「総合優勝」が大目標のため、優勝はともかく、3年連続でのスナイプでの上位確保がノルマだろう。今年も3艇のエントリーがある。なかでも、上位を狙えそうなのは、ルーキーコンビの後藤沙織(1年・別府青山)/沖朱理(1年)組だ。

大学入学後のここまでの実績は見劣るものの、後藤は昨年のインターハイで、ソロは僅差で山口(現・早稲田470級、当時・長崎工)に譲っての準優勝だが、デュエットでは逆に僅差で破って優勝している。「役どころ」としては、ピッタリか?前述の激しい部内競争に揉まれて日々進歩していると期待する。「穴」を開ければ彼女達かもしれない。同じくルーキーコンビの関西学院大・樫井梨乃(1年・啓明学院)/末繁まゆ(1年・別府青山)組も、特にスキッパーが重量級に見え、強風シリーズともなれば上位を伺えるか?

結論

「2強女傑」の最終決戦

木内艇と増川艇の実力は全風域にわたりほぼ互角と見る。戦前の順位付けは非常に難しいが、女子クルーに代わってのパフォーマンスの変動、そして、それ以上に、この大会と葉山との「相性」、を考慮しての結論とした。調べてみたところ、学年が下で、格下の感があったジュニア(Optimist級)時代を含め、増川は木内に、葉山では負けていないのだ。

本命、関学大・増川艇、対抗、早大・木内艇。

まとめての逆転があれば、強風シリーズになった時の日大・長塚艇まで。
あとは、ディスカード無しなので、その3艇に揃って「アルファベット」が付くなどの、想定外の「大荒れ」の大会となった場合にのみ、△以下の艇にも優勝のチャンスが廻ってくると予想。


◎・・・・・・・・・増川/山本組(関西学院大学)
〇・・・・・・・・・木内/塩出組(早稲田大学)
▲・・・・・・・・・長塚/稲垣組(日本大)
△・・・・・・・・・樋口/久保組(中央大)
△・・・・・・・・・山口/高野組(明治大)
△・・・・・・・・・後藤/沖組(関西大)

*クルーについては、代わる可能性アリ。


総合

今年も総合優勝の予想が一番難しい。
両クラスで上位入賞可能な艇を揃えるのは、早稲田大、日大、関西大、及び関西学院大の4チームと見る。
この「4強」のうち、まず、関東と関西という2つの水域での総合優勝は、早稲田と関西学院。
スナイプ級での「2強」対決で、どちらが勝とうが、僅差の勝負であれば、470級の比較では、関西学院が早稲田を上回ると見て本命・関学、対抗・早稲田を結論とした。
次に日大と関大との比較では、強風域であれば、日大優勢。逆に微・軽風域であれば関大優位、と見る。
真夏の午後ならともかく、いくら猛暑の続いた異常気象とはいえ、いい加減に少しは涼しくなってくる彼岸を含む日程で、かと言っても冷え込む時期でもなく、あまり強風域が長く続く確率は低いとみて関大上位とした。しかし、逆に、季節柄、何年かに一度はあるのだが、台風などが接近し、強風下でのみレースが行われ、後は中止、などという状況になれば、一挙に日大が最有力に躍り出るかも知れない。

さらに考えれば、それぞれのクラス優勝の「思惑」も絡み合い、何とも複雑な状況ではある。捨てレースも無く、非常にリスキーな大会でもあり、揃ってエース艇がアクシデントに嵌った場合、両クラスに複数艇エントリーする2番艇以下の出番まであるか?

結論  

風域に拠って変わる大混戦

◎・・・・・・・・関西学院大
〇・・・・・・・・早稲田大
▲・・・・・・・・関西大
△・・・・・・・・日本大
       *但し、強風シリーズなら、一挙に◎に格上げ。

以上、参加選手の幸運と健闘を祈る!!

合掌

外道無量院
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[ 2010/10/30 12:26 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> 日建レンタコムとレンタルのニッケンは全くの別会社です。
> スポンサーに対して失礼ですね。
ご指摘ありがとうございます。
著者にも連絡し、修正をさせていただきました。
[ 2010/11/05 19:31 ] [ 編集 ]

そういえば!!

別会社とはいえ、「ニッケン・グリープ」とも書いてあるし、特にスポンサーに対して「失礼」にまであたると思えませんがね・・・・。何か、他に気に入らない事でも書いてありましたか?
それよりも、閉会式で挨拶した杉山会長は、協賛企業へのお礼を述べる段で、ライバル企業とゴッチャになった企業名を言ってしまってました。これには、その企業の来賓がすぐ横におり、聞いていた我々が凍りつきましたが!!
[ 2010/11/05 19:59 ] [ 編集 ]

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