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2011年江の島インカレ総括 in 外道無量院


「展望特別版」を読んだ諸君は事前に知っていた通り、「微・軽風に終始」した大会となった。

終って見れば、470級・関西学院とスナイプ級・日大の各クラス優勝チームは「英語」が無く、総合を勝った日大は、両クラスを通じ、その「英語」が1つ、という差で勝負がついた。


それでは、今年の大会を総括させてもらう。

2011年第76回全日本インカレ展望 by 外道無量院



3月11日の東日本大震災の大騒動で始まった2011年シーズンもいよいよ大詰め。全国から各クラスに24チームが江の島ヨットハーバーに集い、今年も11月3~6日の4日間(レース実施日)で、学生ヨットの総決算、大学日本一を争う全日本学生ヨット選手権(全日本インカレ)が行われる。

出場校は以下の通り。なお、括弧内は選出水域で、北から順番に並べてある。また、同一水域は、水域大会成績順になっている。

470級

室蘭工大(北海道)、新潟大(東北)、早稲田大(関東)、日本大(関東)、中央大(関東)、慶應義塾大(関東)、法政大(関東)、明治大(関東)、横浜国大(関東)、東京海洋大(関東)、愛知大(中部)、愛知学院大(中部)、立命館大(近北)、同志社大(近北)、金沢大(近北)、関西学院大(関西)、近畿大(関西)、大阪大(関西)、広島大(中国)、山口大(中国)、徳島大(四国)、日本経済大(九州)、九州大(九州)、福岡大(九州)

スナイプ級

小樽商大(北海道)、東北大(東北)、日本大(関東)、早稲田大(関東)、中央大(関東)、横浜国大(関東)、慶應義塾大(関東)、明治大(関東)、明海大(関東)、立教大(関東)、名古屋工大(中部)、三重大(中部)、立命館大(近北)、同志社大(近北)、金沢大(近北)、関西学院大(関西)、甲南大(関西)、近畿大(関西)、広島大(中国)、岡山大(中国)、香川大(四国)、福岡大(九州)、鹿屋体大(九州)、九州大(九州)


この江の島で全日本インカレが初めて開催されたのは1967年(昭和42年)。

東京五輪開催から3年が経ち、日本のGNP(国民総生産)が「世界第2位」となった年であった。GNPに代わってGDP(国民総所得)が国際指標となった現在、今年はそのGDPで中国に抜かれて、スポーツ各競技や各種産業分野でも、アジアの大国・中国だけでなく隣国の韓国にも推され気味だ。

当時は、スポーツでのアジアNo.1の地位は不動であったし、経済面を中心に日本全体が「右肩上がり」で元気が良く、将来への希望にも満ちた、現在とは対照的な時代でもあった。

その五輪開催時に建築された、東京大学ヨット部OBで、ローマ五輪スター級代表選手であった故・山田水城氏設計の江の島ヨットハーバーのヨットハウスも、建築後50年近くが経って建替えが決まっている。急遽、津波対策を盛り込む事になって計画は約1年間スリップしたが、このインカレ終了後のほぼ1年以内には、今回参加した各大学が艇を置く場所に新しいヨットハウスの建設が始まり、その新ヨットハウス完成後には見慣れた現在のヨットハウスが取り壊される。従って、東京五輪開催時のヨットハウスは、関東地方以外の多くの人々にとっては、これで「見納め」となるかも知れない。

「2011年江の島インカレ」の思い出・記憶とともに、1964年・東京五輪開催時のオリジナル・ヨットハウスの姿も、参加した選手・OB諸兄の心の中に長く刻まれていく事になるだろう。ちなみに、余談だが、故・山田水城氏は、三戸浜にあった前・早稲田大学小島合宿所の前に建てられた「早風の碑」の設計者でもある。

早稲田大ヨット部の現役選手や若いOB諸君、知っていたか?

さて、現在の470級/スナイプ級/総合優勝の表彰形態になった1979年(昭和54年)以降、過去に7回あった関東(江の島6回・森戸1回)開催では、日本大がクラス優勝7回、総合優勝4回と圧倒的な強さ・相性の良さを発揮している。ここ数年、「名門」としては不振を続けてきたが、今年の関東インカレでは僅差ながらも5年ぶりに早稲田大から優勝旗(関東インカレでは、「総合」のみ優勝旗がある)を取り戻した日本大の復活は成るのだろうか?

一方で、470級で日本経済大の4連覇、スナイプ級では早稲田大の3連覇、
そして同じく早稲田大の総合4連覇が掛かる大会である。

それぞれが連覇達成となるか、それとも地元開催に強い日本大がそれを阻止するのか、あるいは他に優勝を奪取していく大学が現れるのか?

既に、日本経済大の「470級クラス3連覇」はレコード。「同一クラス連覇記録」として、1983年(昭和58年)第48回江の島大会~1986年(昭和61年)第51回小戸大会間に達成された、日本大の「スナイプ級4連覇」が1回あるのみだ。日本経済大が今年、470級4連覇達成となれば、「同一クラス連覇記録」としてもタイとなる。また、早稲田大が「総合4連覇達成」となれば、1985年(昭和60年)第50回江の島大会~1988年(昭和63年)第53回広島大会間に同志社大が達成した記録とタイとなる。

それでは、470級/スナイプ級の各クラス別と、総合の有力校を紹介しながら展望してみよう。

第20回全日本女子インカレ展望と解説 by 外道無量院



今春、一時はメインスポンサーの辞退も伝えられた今年で「20回目」を迎える全日本女子インカレであったが、執行部の懸命の努力により、無事に昨年までと同様に「日建・レンタコムカッップ」の冠大会として実施される事になった。


素直に嬉しい限りである。

この大会の優勝者に贈られる「ダイヤモンドのペンダント」は、既に、「学生女王」のシンボルでもある。今後とも、変らずにこの大会が続く限りをサポートして頂けたら幸いである。


それでは、「学生女子日本一」を目指す各校・選手を紹介しながら、クラス別と総合の展望と解説をしよう。

2011年全日本個選・解説と展望 by 外道無量院

3月11日に発生した東日本大震災の大混乱で始まった2011年シーズン。

直接の被害が大きかった東北水域は勿論、関東の春季インカレが中止になるなど、直接・間接に大きな影響があった。

そうは言っても9月に入り、いよいよ「全日本」のタイトル争いをする季節。
例年どおり、従来の舞台である蒲郡・海陽に戻って9月2~4日行われる、「全日本学生ヨット個人選手権」の展望と解説をしてみよう。

過去2年間に渡って両クラスの個選チャンプを独占し、有力校の中で主軸となってきた活躍してきた「チョンマゲ世代」(野球界なら「ハンカチ世代」)が卒業して抜け、フレッシュな顔ぶれでの優勝争いとなりそうだ。丁度、開幕に合わせた様に本土接近中の台風12号の動きが気になるが・・・・・。

展望と解説に入る前に、ここで、九州学連の「英断」についてまず紹介したい。

本来、「全日本個選」は各水域での個選、すなわち、水域ごとに割り振られた「枠」を争っての「予選」を戦って勝ち抜いた者にのみ参加資格が与えられる。

今年、ユニバーシアード代表に選ばれた日経大の土居/磯崎組と徳重/外薗組は日程が重なり、「水域予選」に出場できない見通しとなった。そこで、九州学連としては、その2組には「特別枠」として本選出場権を与え、予選選出枠を2つ減らすという「英断」を下したのだ。クラスは異なるが、2年前にジュニアワールド出場の為、似たようなケースが他の水域であった事を覚えている方も多いだろう。その時は、ジュニアワールドで準優勝したペアを含め、「予選不出場」を理由に遠征した2組は全日本個選でその姿を見る事はなかった。その水域学連の判断は、今回のケースと対照的であったのだ。

読み進むと、スナイプ級で今年の「本命」に挙げた同志社・西村艇がジュニアワールド(&ワールド)に出場した件に触れているが、その絶対的「本命」に挙げた西村艇でさえ、「6位」だった事を考えると、2年前に「準優勝」艇をオミットした事が如何に愚かな判断であったことか分かるとだろう。

今後もこのようなケースが起きる事は多々あるだろうし、また、その対応策への意見も様々だろう。しかし、結果的に必ず生まれるその年の「全日本個選チャンピオン」の「価値」を考えた時、実力者をオミットしてしまった場合とそうでない場合、どちらの方がより「価値」が高いかを考えれば、どのような判断の方が正しいのか、結論は明らかではないのか?

加えて、水域学連の判断のみならず、全日本学連としての対応を含め、一考を要する課題ではないだろうか。

2011年春季学連「勝手ランキング」 by 外道無量院

毎年度の学生セーラーの最終的な目標である、「全日本インカレ」の優勝争いを年度初めに占う意味での「春季勝手ランキング」を、ここ数年にわたって発表してきた。今年は「3・11」の件もあり、その発表を迷った。しかし、各種大会でハーバーで会う現役セーラーや若手OBから、「今年の『春勝手ランキング』はどうなのか?」という言葉を何度も耳にしたので、例年通り、ここに発表することにした。

春の訪れが間近に迫った時期に突然に発生した大地震により、全国的に各水域でのレーススケジュールや関東以北ではその練習にも及ぶ影響が大きく出た。 関東水域でも地震による影響は大きかった。3月から5月GWにかけて予定されていたレースは関東春インカレを含めてすべて中止。それどころか、葉山に集結を終って合宿中だった多くのヨット部が、森戸海岸からの撤退を迫られ、おまけに関東学連主導で、3月一杯は一切の活動が自粛された。八景島拠点の大学はそこへ戻って4月からの練習再開であったが、風が無かったり、又逆に強風で出艇禁止になって思うように予定したトレーニングが出来なかったところが多かったのだ。

それでは、クラス毎に評価・解説しながらランク付けを行ってみよう。











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